エコノミークラス症候群とは
最終更新: 2026-05-20
長時間同じ姿勢で過ごすことで脚の深部静脈に血栓ができ、それが肺などに移動して呼吸困難を引き起こす症状。狭い車内での長時間就寝も発症リスクの一つです。
車中泊で発症するリスク
本来は航空機の長時間搭乗で問題視された症状ですが、車中泊・災害時の車両避難でも実際に発症例があります。狭い車内で脚を曲げたまま長時間過ごすと、脚の深部静脈で血栓が形成され、それが肺動脈に移動すると肺塞栓症となり、最悪の場合命に関わります。
厚生労働省も災害時の車中泊避難での発症リスクを警告しており、特に高齢者・脱水状態・狭いスペースの組み合わせで起こりやすいとされています。
予防策
フラットに横になれる寝床を最優先に整えること。マットや段差解消クッションで脚を伸ばせる状態を作ります。次に水分補給(夜中のトイレを嫌って水分を制限すると逆効果)、着圧ソックスの着用、就寝前後の軽い屈伸を習慣化することが推奨されています。
よくある質問
- Q. 1泊の車中泊でもエコノミークラス症候群になりますか?
- A. 稀ですが、脱水・狭い姿勢・高齢などの条件が重なれば1泊でも発症リスクはあります。連泊や災害時の長期避難でリスクは急上昇します。